KYOTOLIFE12月号
お知らせ
「写真は、機械が撮るものではなく 人間だ!」
―アンドレ・ケルテス―ハンガリーの写真家の言葉です。写真が誕生して約200年、その間、モノクロからカラーになり、フィルムがデジタルに。今やスマホの時代になり、技術革新が進み、誰もが気軽に撮影できるようになりました。
しかし、被写体をとらえるという行為に必要なのは感性。それは五感を研ぎ澄ますということ。これが写真家として最低限の使命だと考えます。五感に感じることを表現するのは人間しかない。その瞬間をとらえ、シャッターを押す権限は人間にある。写真家の事務所、楽楓堂は、これを忘れてはならないと考えております。